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「腰痛持ちには無理」を克服!夜行バスを快適に過ごすコツ

全国に路線が張り巡らされている夜行バスは、なんといっても朝起きたら目的地についているというのが最大の魅力。
日中をめいっぱい活用できる利便性の高さが人気の秘訣なんだとか。
一方で、長時間座り続けないといけないというのが不安要素。
体があちこち痛くなり、まったく眠れないという人も多いみたい。
そんなときは、体に負担がかからない工夫をして快適に過ごせる環境を整えましょう。
ちょっとの工夫で、翌朝のぐったり感は大きく変わります。

善意のアナウンスに汗

映画館


「宿泊代を浮かせられる」
「早朝から夜中まで時間を有効に活用できる」
「電車のアクセスが悪い地域にも路線がある」

等々の理由で、日本全国にファンが多い夜行バス。
日本最大級の高速バスターミナル「バスタ」には、深夜0時を回っても多くの乗客が集まってきます。
かく言う筆者も熱烈な夜行バスファンの一人。登山が好きな筆者は、早朝のうちに長野や新潟までいける夜行バスを毎週のように使っていた時期もありました。

そんな夜行バスの最大の問題点といえば、長時間座っているうちに腰やお尻が痛くなってしまうこと。
「狭い車中ではございますが、ごゆっくりお過ごしください」
必ず流れるこのアナウンス。
いやいやいやいや。
狭い車中でゆっくり過ごすのはとても難しいことなんですよ。


座席環境はココをみよう

座席


ならば、「広いバス」なら?
最近では夜行バスの常識を覆すほど“豪華”な座席が続々登場しているようです。
その最右翼が2017年3月にJRバス関東と西日本JRバスが東京大阪間で運行を開始した新型夜行高速バス「ドリーム ルリエ」。
JRバスをよく利用する人ならすぐピンとくるかもしれませんが、「ドリーム」はJRの夜行バスにつけられる名前。「ドリーム ルリエ」は従来の最上位クラスだった「プレミアムドリーム号」のもうワンランク上に君臨する、新しいタイプの高級夜行バスなのです。

最大の特徴は、1両に18しか座席数がないこと。
前方の4席が左右1列ずつしかない「プレシャスクラス」、後方の14席が3列独立シートの「アドバンスクラス」で、前後左右ともに広々とした設計になっています。
プレシャスクラスでは、ほとんど水平に近い156度までリクライニングを倒すことができ、座席下に付属しているレッグレストやフットレストを合わせて使えばベッドに寝ているような感覚を味わえるとのこと。座席ごとにパーテーションで区切られているのも、周囲を気にせずくつろぐための工夫です。

気になるお値段は「プレシャスクラス」が1万4000円~8000円、「アドバンスクラス」が1万400円~1万2500円。
「走るホテル」の異名がふさわしい値段設定に冷や汗が止まりません……。

(参考)JRバス「ドリーム ルリエ」公式ホームページ

「ドリーム ルリエ」は東京大阪間しか運行していませんが、ある意味ではこれが「快適な夜行バス」の最終形だといえます。他の路線でも、なるべくこれに近い環境を整えることで快適に過ごすことができる訳です。

夜行バスの座席が快適かを見極めるポイントが「リクライニングの最大角度」。
JRバスでは「ルリエ」でも使われている最高級のプレミアムシートが156度、一般的な4列シートが131度になっています。なるべく、140度以上の座席を選ぶと翌朝の疲労度が大きく変わってきます。
また、足元のレッグレスト、フットレストも必ずチェックしたい項目。
レッグレストは太ももを、フットレストは足元を下から支え、腰やお尻にかかる負担を軽減してくれます。

座席を予約する前にチェックしたい項目
〇座席の列数
4列シート、3列シート、3列独立型、2列とさまざま。
座席数が少ない方がスペースは広くなるが、値段が高くなる。
腰痛持ちに4列シートは厳しい。

〇リクライニングの最大角度
180度に近ければ近いほど快適に。
腰痛に不安がある人は、なるべく140度以上を確保したい。

〇レッグレスト、フットレストの有無
リクライニングの効果を最大限に発揮するためには足を上げる必要が。
3列シート以上のランクではほとんどの座席に取り付けられているが、なければ荷物入れに三角巾をつるすことで即席の「足ハンモック」を作ることもできる。

〇プライベートカーテンの有無
カーテンで座席の周囲を囲むことができれば、人目を気にせず眠れる。
周囲からのスマホの光をシャットアウトするのにも効果大。

また、最も快適度が高い座席の位置は車両の真ん中あたり。
前方は休憩のたびにざわつき、さらに空調が効きづらいことも。
逆に後方は空調が効きすぎて、夏は寒さを、冬は暑さを感じる可能性があるかもしれません。
車両の中央付近はエンジン音が響きにくく、空調の具合もgood。


枕は腰に使う クッションで対応も

枕


乗客側は何を準備すればいいのでしょうか。
絶対に外せないのが腰の下にクッションとして挟めるタオルやブランケット類。
折りたたんだり丸めたりして座席のつなぎ目に敷くだけで、腰の不快感がかなり軽減されます。
座席に取り外しできる枕が付いているのなら、頭ではなく腰に当てたほうが気持ちいい。
それぐらい腰になにか挟むという対策は有効です。
リクライニングがあまり効かない座席では、首枕として首の隙間にクッションを挟むのも疲れを感じにくくしてくれます。

乗車中、腰のハリや痛みに耐えられなくなったらどうすれば。

狭い車中でもできる簡単な腰のストレッチをおぼえておくとgood。
レッグレストやフットレストを一度収納し、膝を抱え込むように前屈するだけでも楽になります。右足のくるぶしを左足の膝に乗せて前屈するのも腰痛持ちにおすすめです。
夜行バスの座席で腰が痛くなりやすいのは、腰が極端に反ってしまうのが原因の一つ。
腰を前に曲げる動きをすることで、腰にかかる圧力が分散できるのです。


「夜行バスが若者だけのもの」という時代は終わった


国土交通省によると、高速バスの利用者数はおおむね右肩上がりで、2004年から2014年の10年間でおよそ1.4倍に増加しています。
国土交通省は、国内観光業の振興と地域活性化のため、高速バスを良質な交通サービスとして発展させていく方針。
鉄道の維持が困難な地域では、地方と大都市とを結ぶライフラインとして高速バスの重要度が高まりを見せ、利用者も従来の若者から高齢者へと広がりを見せています。
全国各地で新たに大規模バスターミナルを整備する動きも広がっていて、今後、ますます高速バスの利便性が向上しそうな気配を見せています。(例:神戸三宮など)

知れば知るほど奥が深い「夜行バス」の世界。
今後の進化が楽しみです。

※国土交通省統計資料より

※神戸市バスターミナル計画

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