痛くなくてもこっている!?隠れ肩こりを確かめよう

治療院の掲載料0円

隠れ肩こりを暴き出す!あなたの肩こり危険度チェック

先週、いつになくサービスがいい夫がどうしてもというので肩を揉んでもらったところ「えらくこっているね(えらく=関西弁でとてもの意・疲れたというニュアンスでも使う)」という率直な感想。「誰のおかげで疲れてると思ってんだ!」というのはさておき、自分ではそれほど肩のこりや痛みを意識したことがないのが密かな自慢だったので大ショック!!なんだか一気に老け込んだような気がするよ……。

 
肩こりといえば寝ても覚めても肩に違和感しかないような状態だと勝手に考えていたのですが、最近はどうやらとくに自覚症状がない“隠れ肩こり”が蔓延しているんだとか。肩こりだとは気がつかないうちにどんどん重症化して、あるとき突然吐き気や頭痛、さらには五十肩のような激しい肩の痛みに襲われるのが“隠れ肩こり”の特徴です。

 
あなたの肩は大丈夫?“隠れ肩こり”を見つけるチェックを今すぐ試してみて!

肩を揉む女性

痛くなくてもこっている!?隠れ肩こりを確かめよう

“隠れ肩こり”は肩の筋肉はしっかりこり固まっているのに、痛みや違和感をあまり自覚できない状態のこと。肩以外にさらにつらい部分があったり、肩こりが常態化して違和感に慣れてしまっていたりすることが自覚できない原因です。

 
気がつかないまま比較的長い期間にわたって肩こりを抱えていることが多く、実は重症化しているという傾向が。そのまま放置していると、あるとき突然めまいを感じるほど重い肩こりが現れたり、肩関節の動きが悪くなって五十肩のような激痛に襲われてしまったりするおそれもあります。

 
“隠れ肩こり”はたとえ自覚症状がなくても、肩はばっちりこっているのが特徴。肩関節を柔らかく動かせるかを確かめることでチェックできます。

 

○“隠れ肩こり”チェック法

チェック方法1 腕そろえて上げてみよう!
体の前で肘同士をくっつけて腕をそろえましょう。
そこから腕をそろえたまま、肘を真上に上げていきましょう。

 
チェックポイント①
鼻の前まで肘が上がれば、肩の柔軟性は十分な状態。たとえ肩こりになったとしてもすぐに良くなる柔らかさです。

 
チェックポイント②
あごの高さまでしか上がらない人は要注意な状態。少しずつ肩関節の動きが悪くなってきています。肩を動かすストレッチを積極的に取り入れてみて。

 
チェックポイント③
胸の前からほとんど上げられない人は“隠れ肩こり”さん。肩の動きがかなり悪くなってしまっています。たとえ今は違和感を覚えていなくても、ストレッチを頑張りましょう。

 
チェック方法2 振り向いてみよう!
椅子に座って後ろを振り向いてみましょう。
肩の位置は動かさないように。

 
チェックポイント①
真後ろまで視界に入れば首の柔軟性もばっちり。理想的な状態です。

 
チェックポイント②
45度~90度まで振り向くことができた人は要注意な状態。

 
チェックポイント③
45度も振り向けない人は“隠れ肩こり”さん。首筋や鎖骨の周りをマッサージすることが有効です。

問診票への記入

原因は急増している「スマホ症候群」!?

“隠れ肩こり”になってしまう原因はなんとスマホの使用にあるようです。スマホは年々便利になって、1日の使用時間は増える一方。国が行った調査によると1日当たり20代は124分、10代は108分もスマホを使っているんだとか。(平成29年情報白書より)

 
スマホを長時間使用して下を見続けていると、どうしても猫背になりがち。首のカーブが失われて「ストレートネック」と呼ばれる状態になってしまうと首にも疲れがたまりやすく、肩こりの広範囲化につながります。

 
このように、スマホの使いすぎで引き起こされる身体の不調はまとめて「スマホ症候群」と呼ばれていて、今、大きな問題になっています。下のようなチェック項目に当てはまるものが多い人はまずスマホの使いすぎを疑ってみましょう。

 
・スマホを使った後に肩こりを感じる
・1日1時間以上は連続してスマホを使っている
・目が疲れやすい、もしくは乾きやすい
・天井を見上げようとすると首に痛みや違和感がある

 
スマホ症候群の対策をするためには使うときの姿勢が大切です。細かい字を覗き込むような姿勢は絶対にNG。机の上に置くなどして、うつむき過ぎないようにするのがおすすめです。立ちながら使うときには肘の下に腕を回して支えると高い位置に掲げても疲れにくいのでぜひ試してみてくださいね。

ストレッチ

治らない肩こりは怖い病気なのかも!?

ただし気をつけておきたいのは肩こりにもいろいろあり、中には「危険な肩こり」と呼ばれているものがあるということ。下のようなときにはすぐに病院に行くべきです。

 
・運動したときに肩が痛む
・手の痺れや麻痺がある
・首や肩を動かしていないのに痛む
・徐々に症状がひどくなる

 
実はこれ、狭心症や内臓の病気、神経の圧迫などによって引き起こされた肩こりの特徴。ときとして肩こりは命にかかわるような病気のサインとして真っ先に現れることがあるのです。もし心当たりがあるのなら、自分だけで判断せず、病院できちんと診断してもらいましょう。

原因はいろいろ。それぞれに合った治し方を!

まさかスマホの使いすぎや内臓の病気が肩こりを引き起こすことがあるとは!これだけ原因が違えば、当然対処の仕方も違ってくるはずです。病気が原因の場合はまず病気を治すべきだし、スマホが原因の場合は使い方を一度考えるべき。

 
ただ、一つだけ言えることがあるとするなら、病気を除いたたいていの場合、大元の原因は生活習慣にあるということです。身体が冷える生活をしていませんか?運動不足に鳴っていませんか?ストレスを溜め込んでいませんか?これらはみんな、肩こりを引き起こす要因です。