【動画で見る】一人で出来るむくみ改善体操|整骨、整体、マッサージ。あなたの街の治療院がみつかる情報サイト | ヘルスケア セラッピー

治療院の掲載料0円

疲れをサッパリ流すのに最適なお風呂の温度とは?

普段入るお風呂をあなたは何度に設定していますか。
福島県保険医協会によると、実はお風呂は設定温度によって体に与える影響が全く異なといわれています。(参考1)
浴槽にざぶんと入れば何℃でも関係なくリラックス……、というほど単純なものではないようです。
今回は、微妙な「湯加減」に隠された秘密をリサーチしました。

疲れを取るなら「ぬるめ」にすべし

入浴


日本人が最も好むのは39℃~42℃の温浴。平均値は41℃ともいわれています。ところが、お風呂で疲れを流し去ろうと思ったら、もう少しぬるめの設定のほうがいいようです。

厚生労働省の調査では、浴槽での死亡事故は2014年までの10年間でおよそ7割も増加し、年間4000件を超えています。
このような事態を受けて消費者庁は、浴槽内でのぼせたり、意識を失ったりしておぼれてしまう事故を防ぐために次のような発表をしました。

(1)入浴前に脱衣所や浴室を暖めましょう。
(2)湯温は 41 度以下、湯に漬かる時間は 10 分までを目安にしましょう。
(3)浴槽から急に立ち上がらないようにしましょう。

消費者庁 news release「冬場に多発する高齢者の入浴中の事故に御注意ください!」


News Releaseによると、急激な温度の変化や、熱すぎるお湯の刺激によって、血圧が大きく変動して失神してしまったり、心肺機能に負担がかかってしまいます。また、のぼせたまま長い時間お湯につかることで、熱中症になってしまうこともあります。
そのため、熱いお湯に長時間浸かることは避けたほうがいいようです。

実は、入浴はお湯の温度によっていくつかのタイプに分類されています。
水温42℃以上での入浴は「高温浴」と呼ばれるもので、水温15℃~20℃の「冷水浴」と同じように、交感神経を刺激してしまうとされています。
そのため、42℃以上の熱いシャワーは身体を目覚めさせるのに適しているといえるでしょう。


一方、少しぬるめと感じる人が多い34℃~39℃の水温での入浴は、「微温浴」と呼ばれています。この中でも、34℃~36℃での入浴は皮膚温度との差が小さいため、刺激が少なく「不感温浴」と呼ばれ、体に負担を掛けずに長く入浴を楽しむことができます。

(参考1:福島県保険医協会「安全な入浴のために」)


特に冬場は、疲れた体を温めようと、お風呂の温度を高く設定しがちです。
しかし、お湯の温度が高いと、心拍数が上昇し、血圧が上がるため、体に負担がかかります。また、長湯ができないので、実際には長い時間をかけてゆっくり浸かることができるぬるめの「微温浴」のほうが体が温まりやすいともいわれています。
一日の疲れを取るのなら、「ぬるめ」のお湯に10分ほどかけてじっくり浸かる入浴法をおすすめします。

ただし、その際に、気を付けなければならないのが脱水症状です。
41℃のお湯に15分浸かると、驚くべきことに800mlも汗をかきます(※)。水分とともに電解質も体から失われます。入浴の前後には、スポーツドリンクなど、ミネラル分も同時に摂れるものを飲むようにして、十分な水分補給を欠かさないようにしましょう。
(参考2:大塚製薬佐賀栄養製品研究所データ(2010))


銭湯は利用価値が高い

あひる


最近はめっきり少なくなりましたが、銭湯はぜひとも利用したい施設です。銭湯には様々なタイプのお風呂が用意されていて、水温の調節が容易に出来るため、いろいろな温度で新しい発見ができるはずです。

例えば、スーパー銭湯などで人気のある炭酸泉(ラムネ泉)は二酸化炭素が溶け込んだお湯ですが、シュワシュワの気が抜けるのを防ぐため、温度は36℃程度とぬるめのものが一般的です。今まで「不感温浴」というものを経験したことがないという人は、炭酸泉でその心地よさを味わってみてはいかがでしょうか。


いくつかの温度のお湯が用意されている場合には、心肺機能への負担を軽減するため、まずはぬるめのお湯で体を慣らしましょう。

また、締めには再びぬるめのお湯に浸かって体を落ち着かせることで、温度の変化による血圧の急な変化を抑えることができます。

のぼせや熱中症に注意して、入浴を楽しみましょう。

その他の特集記事はこちら