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中東に学ぶ暑さ対策

命に関わる異常な暑さが続いています。

北関東は毎年のように暑さ日本一を競うほど暑いことで有名な地域ですが、なんと今年は熊谷市で41.1℃を記録。国内観測史上最も高い温度を更新しました。これはもちろん体温よりもずっと高い温度ですから、ただ立っているだけで激しく消耗してしまうような危険な状況です。

熱中症の理解が進まずに気象庁や医療関係者はなかなかやきもきしているようですが、人間の体温を越えてくるとさすがに危ないことは一目瞭然ですね。本当に災害レベルという表現が的を射ています。

今まで経験したことのようなこの暑さ、どのようにして対策すればいいのでしょうか。

経験のない猛烈な暑さ。対策は中東に学ぼう

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連日の暑さでテレビをつければ「できる限りの暑さ対策を!」という言葉がずいぶん耳になじんできました。気象庁は今年の暑さを「命に危険を及ぼすレベルで、災害と認識している」と表現しているくらいですから、個人レベルで身を守るための対策は欠かせません。

 
ですが、これほどの暑さは経験にないことです。どのように対策を講じればいいのかというのも難しい問題です。そこで、日本よりも暑い気候を持つ、中東ドバイの真夏の暑さ対策を参考にしてみることにしましょう。

 
ドバイの夏の気候は噂にたがわず熾烈を極め、5月ころから9月ころまでは最高気温が40℃を越え、50℃近くまで上がる日もあるようです。砂漠地帯にあるのでカラリと乾燥した暑さかと思いきや、ドバイは海岸沿いにあるため湿度が思いのほか高く、ムシムシとした蒸し風呂のような暑さです。このような想像を絶する状況、いったいどのようにしのいでいるのでしょうか。日本が学ぶところは多そうです。


ドバイの暑さ対策は……、建物から出ない


熾烈を極める真夏のドバイ市民はどのようにして暑さをしのいでいるのでしょうか。

 
ドバイといえば中東随一の先進都市で、300万人以上の人口を抱える大都市ですが、意外にも真昼の市中を歩く人影はまばらです。ドバイ市民の暑さ対策の基本は、むやみに外に出ないことなのです。

 
ドバイではマンションやショッピングモール、オフィスビルにそれぞれ大きな駐車場があり、多くの人が屋外を歩くことなく買い物や出勤をしているようです。移動手段はもっぱら自動車か、メトロです。

 
とはいえ屋外で行わなければいけない労働というのもありますね。しかし、ドバイでは夏季の昼時間は屋外労働を禁止する法律があり、“midday brake rule”と呼ばれています。また、観測気温が48℃以上になると労働者を働かせてはいけないという決まりもあります。

 
また、ドバイの暑さ対策グッズは、どうやら首に巻くつめたいチューブが人気のようです。水道水は飲料用に適さず、しかも外気の温度でほとんどお湯になってしまうので、ほとんどの人は水を持参しています。しかし、やはり一番の暑さ対策は、長時間屋外で過ごさずに、冷房の効いた涼しい屋内に避難することです。


熱中症、屋内でも油断禁物

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日本よりも暑いドバイの人々は、むやみに外出せずに涼しい屋内で過ごすことで苛烈な夏を乗り切っているようです。それでは、振り返って日本はどうでしょうか。

 
経験したことがないような暑さにもかかわらず、無理に外出しようとしていませんか?命にかかわる暑さですから、不要不急の外出はしないようにする、または体温が上がりきる前に冷房の聞いたコンビニや商店で涼むようにするといった意識を持つことが大切です。とにかく、屋外は災害レベルの暑さだという認識を持ちましょう。

 
ただ、屋内でも決して油断はできません。東京消防庁によると、意外なことに、熱中症で搬送された人が直前にいた場所は「住宅等居住場所」が全体の4割で第1位。なんと路上や公園などの屋外を足した割合よりも多くなっています。そして熱中症になった事例を見てみると、冷房を使用していなかった、もしくは冷房の調子が悪かったことが熱中症につながった例が紹介されています。

 
日本では、日射病という言葉もあるように、暑さに当てられるのはどちらかといえば直射日光の下だという認識があるかもしれません。ところが、きちんと調べてみると、実際には屋内でも熱中症のリスクは少なくないばかりかむしろ高いかもしれません。これは、冷房をつけずに暑さを我慢したり、屋内だからと油断して水分補給がおろそかになってしまう可能性が考えられます。冷房は我慢せず、水分をたくさん摂取するようにしましょう。電解質も同時に摂れるスポーツドリンクもおすすめです。

 
そして、今年の夏は気温が25℃を下まわらない熱帯夜が非常に多くなっていますが、25℃もあれば熱中症になる可能性は十分あります。暑さ指数で「警戒」に分類される温度だということに十分留意して、朝も晩も決して安全ではないことを心に留めておきましょう。寝る前に必ず水分を補給し、必要だと感じたら夜間も冷房をつけるべきです。つけっぱなしが気になる人は、タイマー機能を上手に活用するのがおすすめです。


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